傷もためらわず 痛みもかまわず 「勝つこと」ただそれだけが正義と
日本代表の監督が代わって2ヶ月くらいですか。
ブラジル戦を観て、僕の周りでも「日本代表ダメじゃん」と言っている人がいるので、全国的に結構な数いらっしゃることを想像しています。
サッカーは相手との力関係もあるじゃないですか。サッカーに限らないけど。
ブラジルは圧倒的に格上なわけです。
日本の良いところを出させてもらえない。
ブラジルの良いところを出させないようにもさせてもらえない。
足を出すこともできない、身体を寄せさせてもらうこともできない。
チャレンジもさせてもらえない。
残念ながらそんなにも差があるってことなのではないかと思います。
それでもガツガツやっていくしか差を縮める方法はないし、観客にそう見えるような姿勢であってほしいなとは思いますけど
辛辣な言葉を出すほどのことではないかと感じました。
ってか、2ヶ月でチームを作れると思います?
ジャマイカくらいが相手なのであれば選手の個人能力で何とかなるかもしれないけど、ウルグアイやブラジルのような、個人としても能力は上。そして国としてのサッカーがある程度出来上がってる国と互角にやりあうようなチームにできる人なんています?
ドン引きして一発カウンターなら可能性はあるかもしれないけど、日本らしいサッカーを作るっていう話じゃないですか。
そこまでやってそこそこの試合をやれってことでしょ?そんなことできます?
ブラジル戦にあのメンバーで臨むことは、協会もテレビ局もやめてくれと思ったはず。
本田、長友は出してくれと。
大人の事情があるんだと。
そういう意味であのメンバーで試合が出来たことに、けっこう意味はある気がします。
最終目標地点までの線で見ている監督と、その試合毎の点でしな見てない僕等との違いも大きいでしょうしね。
個人的には、日本らしいサッカーっていうのを目指しながらも勝つことを考えたサッカーをやってほしいとは思います。
勝つことを繰り返す中でスタイルが確立していくんじゃないかと思うので。